千葉県では、令和5年第50週(12月11から12月17日)におけるA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数が「8.30」となり、国が定める警報基準の「8.0」を上回りました。
現在、県内で大きな流行が発生しているため、家庭、保育所、幼稚園、学校等において手洗いや咳エチケットなど感染防止対策の実施に努めましょう。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、いずれの年齢でも起こることがありますが、特に幼児期から学童期の小児がかかることが多い呼吸器感染症です。
潜伏期間は2日から5日で、主な症状は38℃以上の発熱、全身の倦怠感、苺状の舌(苺舌)、強い喉の痛みや赤みを発症し、しばしば吐き気を伴うことがあります。
ほとんどの場合は、1週間以内に症状は改善しますが、まれに重症化し、「猩紅熱(しょうこうねつ)」といわれる全身症状をきたしたり、合併症として急性腎炎などを引き起こしたりすることがあります。
強い喉の痛みなど、気になる症状があるときは早めに医療機関を受診しましょう。
有効なワクチンはなく、発症時は抗菌薬(ペニシリン系)での治療を行います。
感染経路は飛沫感染、接触感染、経口感染です。
通常、患者の咳やくしゃみなどのしぶき、菌が付着した手で口や鼻に触れることによって感染します。

【予防のポイント】
⑴手洗い、手指消毒をこまめに行いましょう。
⑵咳エチケットをこころがけましょう。
⑶体調不良時には登園・登校等を控えましょう。


■千葉県庁 健康福祉部疾病対策課「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の流行について(令和5年12月20日)」>>詳細はこちら